五輪祓霊・鳴狐 | デザイナートイのキャラクターAIショート動画
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往生巻をくわえ、闇の中から一歩ずつ近づいてくる。
Late Studioは、デザイナートイブランドTOOPLASTICのために、五輪シリーズの新キャラクター「祓霊・鳴狐」の第一印象をつくるInstagram向け縦型ショート動画を2本制作しました。鳴狐は源義経の最も忠実な伴侶です。AI映像のワークフローを中心に、ポストプロダクションで仕上げることで、このトイの狐がまず闇の中から姿を現し、続いて水墨画のような雪山を義経とともに歩む姿を描きました。Late Studioは企画、絵コンテ、AI映像生成、ポストプロダクションでの仕上げを担当し、約11秒と15秒の4:5縦型ショート動画2本を納品しました。
一枚のキャラクターカードから | 狐の報恩
鳴狐の物語はキャラクターカードの裏面に書かれています。鳴狐は義経の最も忠実な伴侶であり、報恩の心から五輪界で静かに彼を守ってきました。長い内なる苦しみを共に歩んだ後、義経は往生巻を通じて自らの「相」を鳴狐に託し、普通の狐を祓霊へと変えました。今、鳴狐は往生巻をくわえ、五輪界にとどまる亡魂に寄り添っています。
この設定が2本の動画の骨格になりました。1本目では鳴狐の姿を知ってもらい、2本目では義経との関係を描きます。

ショート動画1 | 紫の両眼から始まる
動画は真っ暗な画面から始まり、紫の両眼だけが光ります。鳴狐は闇の中から一歩ずつ近づき、周囲に紫の怨火が燃え上がり、最後にカメラは口にくわえた往生巻へと寄っていきます。
まず目を、次にシルエットを、最後に細部を見せる。このリズムは五輪シリーズの暗いトーンと紫の怨火を受け継ぎ、11秒の中でキャラクターの登場を描き切ります。




ショート動画2 | 義経とともに歩む
2本目の舞台は水墨画風の雪山です。鳴狐はまず一匹で尾根に立ち、甲冑をまとった義経のそばへ歩み寄ります。義経が刀を握って立ち、鳴狐はその前を跳び越えていきます。
絵コンテの改訂では、ローアングルのショットを加えました。狐が画面を横切り、武士が先を行く。最後のショットは高所から見下ろし、二つの影が曲がりくねった山道を光の中へと進んでいきます。キャラクターカードにある「亡魂に寄り添う」という設定に呼応する終わり方です。




最大の難関 | 「AIっぽく」見せない
今回の制作はAI映像のワークフローが中心で、最大のリスクは仕上がりが明らかに「AIっぽく」見えることでした。ショットごとにキャラクターが微妙に変わる、カメラワークが飛ぶ、細部が安定しない。これから発売されるトイのキャラクターにとって、デザインの崩れはどんなエフェクトよりも致命的です。
チームはまず絵コンテで各ショットの構図とキャラクターデザインを固め、ショットごとに映像を生成し、ポストプロダクションで修正と整理を行いました。鳴狐の尖った耳、紫の尻尾、肩の丸い盾、口の往生巻が、すべてのショットで一貫するようにしています。


キャラクターカードへ戻る | 鳴狐を五輪界へ
2本の動画はキャラクターカードの物語から始まり、最後に再びその設定へ戻ります。鳴狐は往生巻をくわえ、五輪界の亡魂に寄り添う。観る人はまずその姿を覚え、次にその物語を覚えます。
2本の4:5縦型ショート動画は、Instagramでの鳴狐の発表に向けてキャラクターの印象をつくり、チームが五輪シリーズのために築いてきたダークな世界観を広げています。
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