MTR午年の旧正月動画 | 鉄仔のAI生成映像
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午年がやってくる。鉄仔が新しい衣装で、新年の祝福を届ける。
Late StudioはMTR(港鐵)のために、2026年旧正月向けのSNSショート動画を2本制作しました。AI生成映像で、MTRのマスコット鉄仔が乗客に新年の祝福を届けます。どちらも一つの祝福の言葉から始まります。「馬到糕成」は午年と飲茶の点心・馬拉糕を結びつけ、「財神到」は実写のMTR列車を紅包が舞う中で旧正月列車へと変身させます。Late Studioはコンセプト、AI映像生成、編集を担当しました。
一つの祝福から | 午年と馬拉糕
新年の動画で一番難しいのは、映像よりも先に、口にしたくなる祝福の言葉を見つけることです。2026年は午年。チームは「馬」の字から連想を広げ、飲茶の定番点心・馬拉糕(マーラーカオ)にたどり着きました。
「馬到成功」(すぐに成功する)の一字を変えると「馬到糕成」になります。香港の人なら誰もが知る点心と、少しユーモアのある祝福。これが1本目の出発点になりました。
2本目はMTRそのものから発想しました。毎日街を走る列車を、新年に幸運を運ぶ列車に変え、伝統的な祝福「財神到」(福の神がやって来る)を合わせました。
鉄仔の新しい衣装 | MTRマスコットの旧正月スタイル
祝福が決まったら、次はMTRのマスコット鉄仔に新年らしい装いをさせつつ、ひと目で鉄仔だとわかるようにすることです。
「馬到糕成」では、鉄仔が赤い唐装を着ています。中国式のチャイナボタンはそのままに、胸元にはMTRのロゴを配し、伝統衣装に少しMTRらしさを加えました。
「財神到」では、鉄仔が赤と金の財神帽をかぶり、「福」の字の斗方を手にしています。背景の瑞雲や金龍とも呼応するデザインです。


シーンの小さな工夫 | 酒家、蒸籠、揮春
「馬到糕成」の舞台は、提灯が並ぶ広東料理の酒家。テーブルの蒸籠から湯気が立ち上り、新年の飲茶が始まるような雰囲気です。
蒸籠が開くと馬拉糕が子馬に変わり、蒸籠はそのまま子馬の座席になります。点心と干支が一つの画面で出会うので、祝福の意味は説明しなくても一目で伝わります。
最後に鉄仔が「馬到糕成」と「恭喜發財」(商売繁盛・金運上昇)の揮春を広げ、物語全体を一つの祝福で締めくくります。



一番難しかった瞬間 | 実写の列車から旧正月列車へ
「財神到」は実写のMTR列車の映像から始まり、赤と金の旧正月列車へと変わります。動画全体は約8秒。実写とAI生成映像の間の変身が不自然だと、視聴者は2つの映像のつなぎ目に気づいてしまいます。
チームが選んだのは、紅包を先に登場させる方法です。紅包が宙を舞って近づく列車を包み込み、変身の瞬間を隠します。そして列車は駿馬の柄が描かれた旧正月仕様で走り出します。視聴者が目にするのは、映像のつなぎ目ではなく、紅包が運んできた幸運です。



紅包そのものもデザインしています。片面には財神帽をかぶった鉄仔、もう片面には「馬年大吉」の文字と駿馬の紋様。画面に一瞬映るだけでも、一枚一枚が鉄仔からの祝福です。

原点へ | 一つの新年の祝福
「馬」の一字から一籠の馬拉糕へ、毎日見かける列車から空を舞う紅包へ。2本のAI生成ショート動画はどちらも10秒未満ですが、その裏にあるのは同じこと。一つの新年の祝福を、乗客が思わず微笑む映像に変えることです。
2本の縦型ショート動画は、2026年の旧正月期間にSNSで乗客のもとへ届けられました。
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MTR駅サイン動画 | モーショングラフィックスと実写合成
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